7. 東京の自毛植毛の費用相場と総額を安く抑える3つの裏ワザ

「植毛は高い」は思い込みです。

東京のリアルな費用相場から、総額を最大半額に抑える3つの裏ワザ、意外と知らない医療費控除の真実まで、専門家が費用の全てを解説。賢く植毛を成功させましょう。

【相場一覧】必要な株数(グラフト)とリアルな総額

自毛植毛の費用は、薄毛の範囲に応じて移植する「株(グラフト)」の数によって決まります。

まずは、あなたの悩みを解決するために、どれくらいの費用がかかるのか、東京のリアルな相場観を掴みましょう。

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薄毛の範囲 必要な株数(目安) 費用総額の相場(東京)
浅いM字ハゲの修正 500~800株 70万円~100万円
M字+生え際全体の後退 800~1200株 100万円~150万円
前頭部~頭頂部の広範囲 1500~2500株 160万円~250万円以上

※上記はFUE法(切らない植毛)の一般的な相場です。

湘南AGAクリニックなど一部の低価格クリニックはこれより安く、アスク井上クリニックなど最高峰の技術を追求するクリニックはこれより高くなる傾向があります。

【最大半額も】モニター・キャンペーンの賢い活用術

ここからが費用を安く抑える裏ワザです。最も効果が大きいのが「モニター制度」の活用。

これは、症例写真の提供に協力する代わりに、施術費用が大幅に割引される制度です。

「顔出しなしのモニターで、費用が40%も安くなりました。これを使わない手はないです。」

※個人の感想です

【モニター協力範囲と割引率の目安】

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協力範囲 割引率の目安 ポイント
① 写真のみ(顔出しなし) 20%~30% OFF プライバシーが守られやすく、最も利用しやすい。
② 部分的な顔出し 30%~50% OFF 費用を大幅に削減できる。目元を隠すなどの配慮も。
③ 全媒体での顔出し 50% OFF以上 割引率は最大だが、適用は慎重に検討すべき。

【賢い活用術】

  • カウンセリングで必ず確認: 「顔出しなしの場合、割引率は何%ですか?」と具体的に質問しましょう。
  • 契約書をチェック: 写真がどの範囲(院内資料のみか、Webサイトまでか)で使われるのか、契約書で必ず確認することがトラブル回避の鍵です。

【節税効果】医療費控除の申請方法と対象になる費用

これは多くの方が誤解しているポイントですが、結論から言うと「AGA(男性型脱毛症)を理由とする自毛植毛は、医療費控除の対象外」です。

国税庁は、AGA治療を「容姿を美化し、容ぼうを変えるための費用」と見なしており、病気の治療とは認めていません。そのため、残念ながら確定申告をしても税金が戻ってくることはありません。

【例外的に対象となるケース】

  • 火傷や事故によるケガが原因で髪を失い、その機能回復のために植毛を行う場合。

「節税できる」という誤った情報に惑わされず、資金計画は医療費控除を“含めずに”立てることが重要です。

見積もりの落とし穴(基本料/麻酔/剃毛/採血/投薬/再診)を回避する方法

カウンセリングで提示された見積もりが最終金額とは限りません。

後から「あれもこれも別料金だった」と後悔しないために、以下の項目が全て含まれているかを必ず確認してください。

【見積もりで確認すべき全項目チェックリスト】

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確認項目 チェックポイント
基本治療費 見積もりに含まれているか(※湘南AGAクリニックは基本料0円)
麻酔代 追加料金は発生しないか
術後の薬代 痛み止め、抗生剤などは含まれているか
血液検査代 事前に行う血液検査の費用は含まれているか
術後検診料 翌日や1週間後などの検診は無料か

カウンセリングの最後に「この見積もり以外に、1円でも追加でかかる費用はありますか?」と一言確認するだけで、費用トラブルのほとんどは回避できます。

東京と地方の費用比較|通院コストまで含めた最適解

「地元のクリニックの方が交通費がかからなくて安いはず」と思いがちですが、これも誤解です。

  • 地方の現実: クリニック数が少なく競争が起きにくいため、価格が高止まりしやすい。モニター割引などの制度も少ない傾向。
  • 東京の現実: 激戦区のため価格競争が激しく、技術レベルも高い。遠方患者を獲得するため「交通費補助制度」が充実している。

【結論:最適解は?】

M字ハゲ治療(100万円)を例にすると、東京のクリニックが提供する「モニター割引30%OFF」と「交通費補助(上限3万円)」を活用した場合、

100万円 × 70% - 3万円 = 67万円

となり、交通費を差し引いても、地方で受けるより数十万円単位で安くなるケースがほとんどです。

一生ものの投資だからこそ、目先の交通費に惑わされず、「技術レベルが高く、総額も安い」東京の専門クリニックを選ぶことが、最も賢明な選択と言えるでしょう。

万が一、事実と異なる誤った情報を見つけた場合、お問い合わせまでご連絡ください。